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唐澤俊輔氏が語る、ビジネスモデルと対をなす「組織カルチャー」の作り方

アジャイル経営カンファレンス 2024 レポート

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デジタル庁での組織改革の事例

 カルチャーモデルを作り、浸透させている例として、唐澤氏はデジタル庁での取り組みを紹介した。デジタル庁は2021年9月に立ち上がったが、唐澤氏は設立前の2021年7月から参画し、組織づくりを行ってきている。当時は行政の出身者が400名、民間出身者が200名程度の組織だったが、現在では合計約1,000名、官民半数ずつという体制になっている。こういった民間が数多く入る組織は行政では珍しい。通常、行政官は公務員採用試験を受けて公務員となり、その省庁のプロフェッショナルとして専門性をもって仕事にあたるからだ。しかし、ことデジタルに関しては、協力会社とともに仕事をするのに知見が不足することもあって、民間人材を入れていくことにしている。

 こういった組織を円滑に運営するために、官は官、民は民と分けるのではなく、バックボーンの異なる人材が連携して動くためにリボルビングドア(回転ドア)のように、官と民が行き来しながら双方を学び、組織を作るというコンセプトを策定した。

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フェリックス清香(フェリックスサヤカ)

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