SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

Biz/Zineニュース

ドコモとインテージ、顧客データを提供し、自社で分析可能なSaaS「ドコモ データクリーンルーム」開始

  • Facebook
  • X
  • Pocket

 NTTドコモ(以下、ドコモ)、インテージ、ドコモ・インサイトマーケティング(以下、DIM)の3社は、ドコモおよびインテージが保有する各種データを活用して、パートナー企業自身で顧客データを分析することが可能なデータクリーンルーム「ドコモ データクリーンルーム」を開始した。

 同サービスは、ドコモが保有するdポイントクラブ会員の属性情報や位置情報などのデータや、インテージおよびインテージ子会社が保有する消費者の購買行動分析に強みを持つ「SCI」や「買いログ」などのデータのうち、顧客から必要な同意を得られているデータをDIMが提供し、パートナー企業自身で顧客データを活用・分析できるSaaSサービス。

 また、ドコモやインテージのデータは個人が特定できない形に加工された状態でDIMに提供されるほか、同サービスによりパートナー企業が得られる分析結果はあくまで統計情報に限られる。

 DIMおよびパートナー企業が保有するデータの中身は相互に確認できない仕組みのため、プライバシーに配慮したセキュアな環境で分析が可能だという。

 同サービスの分析には、ドコモの独自AIエンジン「docomo Sense」を活用したプロファイリング情報や行動情報を利用できる。

 これにより、これまでパートナー企業が自社データのみで行っていた購買行動を中心とした分析に加え、属性や興味関心、購買前の比較検討状況や、同時購入した商品の情報などを掛け合わせた顧客分析ができ、新製品開発、需要予測、キャンペーン企画などの幅広いマーケティング活動を実現するという。

 また、同サービスの利用と合わせて、リサーチから分析、可視化、マーケティング施策の実行、最適化まで一気通貫でのトータルソリューションを実現するためのコンサルティングサービスも提供するとのことだ。

【関連記事】
GMOリサーチ&AI、シンガポールのETEと資本業務提携 マーケティング特化のデジタルツイン共同開発
三菱HCキャピタルとAGC、デジタルサイネージ広告で協業 ディスプレイ一体型ミラー「ミラリア」を活用
NTTデータ先端技術、「INTELLILINK 統合運用ソリューション」をAIドリブン運用へ刷新

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
関連リンク
この記事の著者

BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • Facebook
  • X
  • Pocket

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング