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イトーキ、本社オフィスをリニューアル データとAI活用で生産性・エンゲージメント向上

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 2026年6月11日、イトーキは本社ワーキングショールーム「ITOKI DESIGN HOUSE TOKYO」の12階、約2,700㎡を4年ぶりにリニューアルしたと発表した。今回のリニューアルでは、「人的資本の最大化、さらなる成果につなげる『チーム運用』の進化」をコンセプトに掲げ、従業員の能力発揮度や位置情報をデータとして分析し、ソロワークとチームコワークの行き来がしやすい空間へと刷新した。

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 背景には、出社を前提とした働き方の広がりと、都心部のオフィス需要の高まり、さらに人的資本経営への関心の高まりがある。特に、2021年から2026年にかけて本社の在籍人数が1.5倍(850人→1,300人)へ増加する一方で、1人あたりのオフィス面積が約35%縮小(8.5㎡→5.5㎡)、出社率は40%から70%に上昇した。こうした状況下でも、2025年時点のオフィス快適性は73.2pt、生産性実感は80.0ptと、いずれもベンチマーク値を大きく上回り、エンゲージメントも2021年の56.2%から2025年には82.0%へ向上した。

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 今回のリニューアルにあたっては、オフィスデータ分析サービス「Data Trekking」を活用し、従業員の能力発揮度とオフィスの利用状況を可視化。2025年にはオープンエリアやコラボレーションスペース利用者の能力発揮度向上率が高いことがわかり、個人作業と協業の柔軟な切り替えが生産性向上に寄与していることが明らかとなった。

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 具体的なレイアウトとして、12階には6か所の「Team Co-work Zone(チームコワークゾーン)」を設置。最大16席のゾーン単位で予約可能とし、多様な作業スタイルに対応できるよう設計した。また、席数は従来の275席から304席に増加している。中央の動線上には「Open Work Area」を配置し、部署やチームを超えた融合と気軽な切り替えを促進するデザインとした。さらに「Commons Terrace」は飲食可能な席数を18席から86席へ大幅拡張し、自然な交流やリフレッシュを実現する。

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 運用面では、「ITOKI OFFICE DEVICES」をプロトタイプ導入。センサーデバイスにより、会議室や席の利用状況、不在検知、自動予約開放などを通じて空間利用の最適化を図る。今後は「ITOKI OFFICE AI AGENTS」との連携も予定し、利用者の予定や傾向に合わせ最適な空間を提案できる仕組みに発展させる計画だ。

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 イトーキはオフィスを「つくって終わり」ではなく、データにもとづき継続的にチューンナップする経営基盤と位置づける。今回の大規模実装で得た知見をもとに、限られた面積下でも生産性と成果を高めるオフィスづくりの支援・コンサルティングを強化していく方針だ。

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