富士通のFP&A組織による未来予測型経営──AIによる財務経理業務の高度自動化と人材育成の好循環とは
ゲスト:富士通株式会社 益田良夫氏、田中大輔氏、加勢川薫氏、富士通アドバンス・アカウンティングサービス株式会社 鈴木菜々子氏
ファイナンス部門の組織カルチャー変革とキャリアパスの多様化
池側:育成プログラムの充実やAI活用によって、社員のマインドセットやキャリアに対する意識にも変化が出ているのでしょうか。
加勢川:非常に大きくポジティブな変化を感じています。財務経理部門の内部アンケートでも、7〜8割のメンバーが自らの変革やDXの取り組みに対して「前向き」であると回答しています。従来の「正確に数値を集計・管理する」という守りのイメージから、事業部門の成長に直接貢献できる「攻めのパートナー」としての魅力度が向上したことで、若手社員の離職率が低下しました。さらに一度他部署や他社へ出た人材が、再びファイナンス部門へ戻ってくるケースも出始めています。
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