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i.lab流イノベーションマネジメント

ポーラの“美白王子”本川さんに訊く、研究開発のアイデアを事業に繋げる発想法とは?

【特別鼎談】ポーラ化成 本川智紀氏 × i.lab 村越淳氏・寺田知彦氏:前編

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社内イノベーターとして、「イノベーションプロジェクト」の前に大切にしていること

本川:
 実がなるかどうかわからない研究を続けるには、個人のモチベーションとともに、会社として応援してもらえる環境を整えることも大切でしょう。社内外の人に「面白い」「期待している」といわれるのも自分のモチベーションアップにつながりますし、業務的なバックアップも受けやすくなります。そのためには、たとえば、新聞に掲載される等、社会的に意味があるという評価を受けると効果的です。自らこうしてアピールすることもありますし、広報部に協力を仰ぐようにもしています。実際、縄文人・弥生人の研究の時も、新聞にちょっと掲載された記事が大きな追い風になりましたから。

寺田:
 短期的成果が出にくい研究を続けるのは、なかなか大変ですよね。ちなみにそうした研究はいつ行っているんですか。一応業務内に認められているんですか。

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