組織と個人のPurposeが結びつくことで生まれるエネルギー
永井:「“個”の生き様に寄り添う」というのはPurposeと仕事が重なるようにしていくことだと感じたのですが、経営的にはどのようなメリットがあると感じますか?
井出:私は今では「この仕事をするために生まれた」と思っていますが、昔は何もわからないままに全力疾走してきました。経営に携わるようになったり、娘の踊りを観たりすることで、「あ、こういう社会作りがやりたかったのか」とPurposeと生き様が一体化した瞬間がありました。それ以降、渾々と信じられないぐらいのエネルギーが湧いてきます。不思議なことに、無尽蔵のエネルギーってZoomなど画面越しでも伝わっていくんですよね。