デジタル化の加速・COVID-19の感染拡大など企業を取り巻く環境が大きく変化し、不確実性が高まる中、企業は自社のパーパス(存在意義)や独自の価値を示すことが求められている。それにより、多様な社員の個性を追求しながら組織の一体感を高めることや、経営として意思(Will)を持って思い切った行動をとることが必要になってきているという。組織変革においても、論理や合理性に頼り切るのではなく、社員やステークホルダーと向き合い、彼・彼女らのEmotionを揺さぶるような唯一無二の「経営の想いやこだわり」を示し、より自発的な行動を働きかけていくことが重要になっている。
このような環境認識の下、DTCが経営コンサルティングで培ったロジックとOVERALLsが描くアートを組み合わせ、社員やステークホルダーに“腹落ち感”のある、企業が「真に目指す姿」のデザインと、その実現に向けて実効性の高い施策の立案・実行で組織変革をサポートするプログラムを開発した。
ロジック×アートで描く組織変革プログラム
組織変革プログラムでは、経営層の頭脳(Logic)と心(Emotion)に働きかけ、論理的な思考や考察に加え、通常のブレインストーミングでは表れにくい主観、更にはその根幹にある想いやこだわりを引き出してアートに描き切る。
これにより経営層一人ひとりが“腹落ち”感のある「目指す姿」を表現することができ、社員に対する発信力の向上とともに、実際にそのアートを目の当たりにした社員が「目指す姿」に共感し、組織変革を“自分ごと化”することにも効果を発揮する、としている。
DTCは、「目指す姿」のデザイン後も、その実現に向け、企業と従業員とのエンゲージメントを高めながら施策立案・実行で組織変革を支援。本プログラムは、企業のパーパスやWay(道筋)の策定・浸透といったテーマは勿論のこと、中長期の経営戦略策定、DX推進、M&A・組織再編、人材戦略の立案・推進、業務・インフラ改革といった様々な経営課題においても効果的に活用が可能だという。