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経営変革の「思想」と「実装」

一休・榊社長と語る「支援者」としての社長の役割──課題を仕入れる触覚、方向づけ、非・選択と集中とは?

ゲスト:株式会社一休 代表取締役社長 榊淳氏【後編】

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経営者は顧客の課題を感じとる“触覚”を持つべき

株式会社一休 代表取締役社長 榊淳
株式会社一休 代表取締役社長 榊淳氏

宇田川:僕なりの言い方をすると、榊さんがレポートを作ることによって、組織が「慢性疾患」になるのを防いでいるのだと思います。

 「慢性疾患」というのは、問題はあるのだけれどそれが何かがよく分からないという、多くの会社で起きている状況です。そうなると、「DXができていないから、DXをやりましょう」といったとりあえずのソリューションに依存してしまうんですよね。自発性が持てていないままにやるので、効果が出ません。

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やつづかえり(ヤツヅカエリ)

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