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移動データとモビリティDXの最前線

テクノロジーで「第4の公共交通機関」確立を目指す──NearMe高原氏が語るMaaSビジネスの勝ち筋

第9回 ゲスト:NearMe 高原幸一郎氏

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スマートシャトルがドアツードアのインフラを支える

石野:都心にもアクセスは良好ではないが直線距離では近いエリアがいくつもあり、門前仲町エリアとららぽーと豊洲のように“横”に走っている線路を“縦”につなげることは、ユーザーとしても便利に感じるものと思います。特に商業施設は人が多く集まるので、そこを拠点に増えていくとインフラとして広がっていくのだと感じました。

高原:従来の公共交通機関を否定するつもりはありませんし今後も重要なインフラですが、これまでの満員電車やバスでの移動がある種“異常”だったのだと思います。乗車率百数十%を当たり前として生活していましたが、満員電車のストレスは戦闘機のパイロット以上というイギリスの研究結果もあるほどです。満員電車での移動が2020年からのコロナ禍によって見直されるようになり、分散の重要性が説かれるようになりました。しかし、日本で一般に会社勤めしている人は毎日タクシー通勤するほどの余裕があるわけではなく、電車とバスしか選択肢がない以上分散には限界があります。仮に10キロ圏内で日常利用できる費用感で新たな選択肢ができて、ドアツードアで便利に移動できるようになるのであれば、私たちのサービスは移動の分散に大きく役立つのではないでしょうか。特に、交通が発達しており人口も膨大な首都圏においては、その価値も大きなものになると思います。

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この記事の著者

梶川 元貴(Biz/Zine編集部)(カジカワ ゲンキ)

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