組織を変える、中に入り込みつつ取り込まれないスタンス
樫田:既存の何かを変えようとしたときに、遠い場所から物を言うだけではなく、席を構えて近くに身を置くというのはかなり重要な要素だと思います。どうやって、そういうやり方にたどり着いたのですか。
吉本:そこまでコミットしなければ問題解決できないからです。なにしろ、解決しようとしているもののドメインが深い。様々なところに“神”が宿っていて、現場の人たちの目線で業務の細かいところまで理解する必要があります。そうしなければ、課題を解決しようがないんですよ。