膨大な「数字のバージョン管理」と「差異分析」という経営管理のリアル
栗原:大企業で一番多い「経営管理型」の実務において、実際に現場の担当者はどのような作業に時間を費やしているのでしょうか。
植西:実際の業務の半分以上は、実績値の「要素分解」と「数字のバージョン管理」に費やされています。財務会計の損益計算書(P/L)から上がってくる売上高や売上原価、販管費などの数字を横に並べ、予算や見込みとの差異を分析します。たとえば、売上高であれば「数量のブレ(数量差)」なのか「単価のブレ(価格差)」なのかをロジックツリーに分解していくわけです。
