現在のCVCは「第三世代」。日本のCVCの変遷とは
──日本でのCVCはいつ頃から始まり、現在に至るまでどのような変遷を経てきたのでしょうか。先におっしゃったメリットや目的などの誤解などが生まれた理由がわかるかもしれません。
戸祭：私が記憶しているCVCの第一世代としては1980年半ばから後半くらいに、電機メーカーを中心にR＆Dの一環として海外投資を始めていたようです。ただその後、バブル崩壊となり電機メーカーも停滞期に入り、少なくともCVCが日本では成功したとはいえない状態だったと思います。
第三世代CVCの傾向と課題──「キャピタルゲイン」と「シナジー」の“両睨み”を実現するには？
株式会社Groove Ventures戸祭陽介氏、株式会社ゼロワンブースター鈴木規文氏【前編】
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