“AI脅威論”を超越する「重ね合わせ」とSQの視座
物理学における一般相対性理論と量子論は、見る角度や基盤となる階層が異なる別次元の話をしている。現に、量子論からスマートフォンが生まれ、相対性理論からGPSが生まれたように、道具としてはそれぞれの領域で応用されてきた。では、これらが真に統合される領域とはどこにあるのか。
それは、粒子でも波でもない、デジタルでもアナログでもない、私たちが認知できる3次元空間を超えた「宇宙の彼岸」である。あらゆる可能性が未だ収束していない、量子論的「Superposition(重ね合わせ)の位相」だ。東洋哲学においてこれは「不即不離」や「空」と呼ばれ、ヘーゲルの弁証法においては主観と客観が統合された「絶対知」と呼ばれる。
