ビジネスシナリオを裏付ける「ファイナンスシナリオ」
日置:昨今はビジネスの動きの速さを体感している世代の人がトップを務めるようになり、IT化やグローバルにおけるシステムの統一の必要性がやっと理解されつつある時期なのかもしれません。
横田:そうですね。経営幹部へのレポーティングそのものだけでは何も生み出しません。それを使ってビジネスをどう動かすかという分析や提案の部分に、ビジネスパートナーとしての財務経理部門の役割があります。みんなが同じ情報をタイムリーに見ることができる状態にし、ビジネス上の課題を議論して早く意思決定ができるようにすることが大事です。