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新しい資本主義、新しい経営

すべての意思決定は“3つの椅子”の前で──スターバックス水口CEOと語る、ビジネスと社会貢献の両立

ゲスト:スターバックス コーヒー ジャパン 株式会社 代表取締役最高経営責任者(CEO) 水口貴文(みなぐち・たかふみ)氏

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スターバックスが大切にしている3つのこと

水口:こうした例が各地にたくさんあります。これは別に経営陣が「やってくれ」と言っているわけではありません。彼ら自身が自主的にやっていることです。おそらくは「目の前の人を喜ばせたいから」や「この地域が好きだから」といった動機からのものであり、それをオーナーシップと呼んでいます。仕事を自分ごととしてやってくれるパワーというのは、何物にも代え難いですよね。一人ひとりがオーナーシップを持って、自分の意思でやることを大切にしています。

岩嵜:これはまさにOur Mission & Valuesに基づいたものであり、「lens of humanity」を体現していますよね。ヒューマニズムは21世紀以降の経営のテーマになると思う一方で、そこに向き合っている企業はまだまだ少ない印象です。

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この記事の著者

鈴木 陸夫(スズキ アツオ)

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