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注目の経営書の著者と語る

琴坂教授と探る、AI時代の経営学の4つの新潮流──ミドルマネジャーの変容と日本企業の逆転戦略とは

ゲスト:慶應義塾大学 総合政策学部 教授 琴坂将広氏

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「パワーポイント」が戦略を決める? 実践・行動としての経営戦略

栗原:いよいよ本書の核心である第Ⅲ部「4つの新潮流」をお伺いできればと思います。まず一つ目の「実践・行動としての経営戦略」とはどのようなものですか。

琴坂:これは「マイクロファンデーション・ムーブメント」とも呼ばれる、分析レベルを極限までミクロに下げる潮流です。従来の資源ベース理論は「優れた能力があれば勝てる」という大枠は示しましたが、その能力が具体的にどのように組織内で作られているのかという「中身」がブラックボックス化していました。たとえば、近年注目されているSAP(Strategy as Practice:戦略実践論)では、戦略を「組織が持つもの」ではなく「人々が行うもの」として捉えます。

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栗原 茂(Biz/Zine編集部)(クリハラ シゲル)

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