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大手企業のDX内製化に向けてSTANDARDが取り組む人材育成プログラムとは?

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経営陣の意思決定方法に変化を与えていく

──現場の課題解決を通じて人材育成となるDXを行っていけるのですね。ただ、DXに関しては、経営陣にも意思決定ができるように変化してほしいという希望もあるのではないでしょうか。

吉原:「経営陣が意思決定をできない」という声を現場の方から聞くこともあります。DXに関して責任を取るのは経営陣なので、ROIを考えるとリスクを意識して却下することが多くなりがちです。一部の部署でDXが進んでいる企業でも同じ状況があります。ただ、打開策もあるように思います。

 DXリテラシー講座終了後ワークショップを行う前に、現場から出てきたアイデアを弊社で集計し、役員に壁打ちをさせていただいたことがあります。その企業では、「上はやる気がないから」と言っていたのですが、定量的にアイデアを集計して見せたところ、どれが多いのかがわかって安心材料になったのか、「このアイデアを推進したかった」という要望が出てきたのと、「こういうニーズがあったのだとわかった」とDX施策立案ワークショップに進むアイデアを建設的に決めていただくことができました。経営陣にもDXリテラシー講座を受けていただいているのもプラスに働いていると思いますが、数個の意見やアイデアだけでの意思決定は、経営陣にとっても難しいものです。「これだけの人が同様のアイデアを出している」と数的なロジックがあると、普遍性が見えてきて経営陣の硬直した意思決定の判断基準を変えることができます。様々な知恵を支援時に提供することで、お客様の会社全体を変えていきたいですね。

──これまでも多くの企業さんをご支援されてきていますが、今後の展望を教えてください。

吉原:DXリテラシー講座はローンチして現在2年ほど経ちました。大企業のご支援を行うことが多いので、DXプロジェクトが創出された際のインパクトは大きいのですが、企業のDXに対する期待が大きい分、まだまだ弊社がご支援できる余白は残されていると感じています。教育を起点とした支援でのプロジェクト創出と実装の支援を、最大化をしていきたいと思います。

 また同時に、弊社自身でもサービスを立ち上げようとしています。業界問わず650社以上をご支援してきて、様々なアイデアに触れる中で、個社では解決できないような業界課題に精通するようになりました。課題起点でソリューションを生むべきだと常にご支援ではお伝えしていますが、弊社がソリューションを展開することで業界全体、業種を超えた市場全体に対するDXを推進できるかなと予測できるものがあります。それを今後数年かけて育てていきたいですね。

──多くの課題に触れてきた御社だからできるDXを期待しています。本日はありがとうございました。

DXの内製化を進めたい方におすすめ

株式会社STANDARDでは、「DX戦略がなく、何から取り組んだら良いのか分からない」「現場を上手く巻き込めない」「組織横断で連携できない」など企業のフェーズごとの課題に対してソリューションを提供しています。

同社では、DX推進やDX人材育成、業界ごとのDXについて理解を深められる無料オンラインセミナーも随時開催しています。

本記事でサービスにご興味を持たれた方は株式会社STANDARD公式HPよりお問い合わせください。

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この記事の著者

フェリックス清香(フェリックスサヤカ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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