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組織戦略としてのデータとCX

人間中心設計を“仕組み化”した楽天証券──デジタル事業開発に必要な「体験」と「運用」の新たな解釈とは

【ゲスト】楽天証券株式会社 正田康暁氏

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全社を挙げた「人間中心のAI開発」へ。今まで以上のスピードと柔軟性で臨む

藤井:次に、楽天証券が新たに挑戦する「人間中心のAI開発」についてお聞きしたいです。その決意を象徴する取り組みが、2023年8月の「楽天証券AI・データ&ヒューマンラボ」設立ですよね。

正田:はい、ラボの目的として「人間を中心としたAI・データの開発」を掲げています。楽天グループが擁しているビッグデータを活用して、「ハイパーパーソナライゼーション」と謳う通り一人ひとりのお客様に最適な体験を提供すること。そして、私たち従業員が快適に働き、生産性を上げ、より良いものをつくることに寄与することを目指しています。

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伊藤 真美(イトウ マミ)

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