DXの壁は「垂直」と「水平」方向に立ちはだかる
山本:ビジネスと組織のトランスフォーメーションに関しては、詳細に議論したいなと考えています。著書では、「垂直上の分断」と「水平上の分断」として、ビジネスと組織のトランスフォーメーションの課題を語られています。それぞれどのような分断なのか。それに対する解は何かなどを議論できればと思います。
市谷:ありがとうございます。「垂直上の分断」とは、組織としての方針と実際に業務を遂行する現場での認識や意図が噛み合わないことで起きます。結果、DXにしても新規事業にしても、成果を上がらないという自体に陥ります。