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ソフトバンク、日立、東京海上日動ら8名の社内起業家が示す、大企業発の新規事業の“最前線”

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審査員一同が頭を悩ませた僅差の決着、大賞に輝いたのは……?

 全8社の熱いピッチが終了し、ついに結果発表の瞬間を迎えた。日本新規事業大賞 実行委員長の土井雄介氏から「シード、グロースともに2社が同着となり、過去にないほど白熱した議論が行われた」と明かされる中、各賞の栄誉に輝いた企業が発表された。

 最高栄誉となる「第三回 日本新規事業大賞 大賞」に輝いたのは、グロース部門グランプリとのダブル受賞を果たしたソフトバンク(上原郁磨氏)の「AGENTIC STAR」となった。また、「シード部門グランプリ」には日立製作所(岸功氏)、来場者の最多得票を集めた「オーディエンス賞」にはCarjany(渡邊裕太氏)がそれぞれ選出された。各審査員の視点で特に高く評価された企業に贈られる「審査員特別賞」、および協賛パートナー企業の視点から選出された「パートナー賞」の一覧は以下の通りだ。

審査員特別賞
審査員名 受賞企業
麻生要一氏 アサヒグループジャパン
北嶋貴朗氏 Gen-AX
合田ジョージ氏 フジ・ネクステラ・ラボ
佐橋宏隆氏 GeNiE
土成実穂氏 日清医療食品
パートナー賞
パートナー企業名 受賞企業
JSOL アサヒグループジャパン
社会デザイン・ビジネスラボ 日清医療食品
TECHFUND 日立製作所
YOUTRUST ソフトバンク
Creww Carjany
MOONRAKERS TECHNOLOGIES ソフトバンク

 大賞を受賞したソフトバンクの上原氏は、「新しい事業をするために旗を立てると、当然風当たりも強くなりますし、経営環境の大きな変化もありました。そんな中でも社内で支えてくれた大勢の仲間たちと諦めずに頑張れたということを、この最高の舞台で表現できて本当に良かったです」と、仲間への感謝と、大企業の中で新規事業をやり遂げた誇りをにじませた。

ソフトバンク 上原郁磨氏
ソフトバンク 上原郁磨氏

 続いて、審査員を代表して総評を述べた経済産業省の池田陽子氏は、「参加者の広がりや第一回大賞受賞企業のパートナー参画など、本アワードが新規事業開発のエコシステムとして確立してきていることを実感しました。官民連携や社会課題解決といったキーワードが増えたのも印象的です」と総括。

 本アワードが掲げる「起案者ファースト」の概念にあらためて共感し、個人の気づきや想いが原点にあり、そこから本来出会うことのなかった社内外の多様な連携が生まれるストーリーを肌身で感じることができたと言及。「シニアクラスまで発表者の層も広がり、新規事業開発は、若手にとどまらず、いつでもだれでも挑めるのだと感銘を受けました。大企業の存在感が大きい日本において、こうして変革を起こそうとされている皆様お一人おひとりが、社会を変えていく主人公です」と熱いエールを送った。

 最後に、本アワードの実行委員長である土井雄介氏が登壇。「日本はいわゆる老舗企業や大企業も含めた歴史ある企業が多い国です。それを受け入れた上で、スタートアップだけでなく、歴史ある企業の人たちが変わっていくことこそが、本当にこの国が元気になるためのラストピースだと私は信じてやみません。ぜひ皆様で変革の活動を作っていっていただければと思います」と語り、第三回 日本新規事業大賞を締めくくった。

日本新規事業大賞 実行委員長 土井雄介氏
日本新規事業大賞 実行委員長 土井雄介氏

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この記事の著者

梶川 元貴(Biz/Zine編集部)(カジカワ ゲンキ)

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