全社最適を保つ絶妙な「レポートライン」や「兼務」の秘訣
池側:2025年からはさらに一歩踏み込み、FP&Aリーダーは事業部門を兼務し、CFOと事業責任者の双方にレポートラインを持つ「デュアルレポート体制」へと移行されました。事業部門に入り込めるのはいいことですが、板挟みにもなりやすい難しい立ち位置です。どのように仕事をされていますか。
瀬戸口:事業責任者と日次・月次で膝を突き合わせて直接対話する環境ができたことで、経営層が求める高い目標と、現場が積み上げるボトムアップの予測とのギャップをその場で即座に検知し、埋められるようになりました。経営トップから特定の数字や在庫の滞留について懸念が示された際にも、事業部が経営会議で報告する前に、我々FP&Aが先回りして軌道修正のシナリオを事業責任者と共に組み立てられます。
