SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

Biz/Zineセミナーレポート

イーデザイン損保・桑原社長と語る、DX成功の鍵は「デザイン思考・顧客体験・カルチャー」の三位一体から

Biz/Zine DayセミナーレポートVol.3:イーデザイン損保 桑原茂雄氏、タイガースパイク 根岸慶氏

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket

注目を集めるDX。そろそろ本質的な話をしよう

『デジタル・トランスフォーメーション(DX)』は多くの企業の興味の対象になっていますが、海外事例などを分析したものが多いですよね。そこで、実際に日本企業でDXに取り組んでいる事例企業として、実践者であるイーデザイン損保の桑原社長と、それを支援する私、Tigerspikeの根岸がそれぞれの立場から、これからの日本企業の本質を会場の皆様に共有できればと思います(根岸氏)

 冒頭、セッションの目的・趣旨を、根岸氏はこのように紹介した。そのポイントは2つ。

 1つは、既に業務に従事する社員やシステムなどの「レガシー(継承資産)」がある中でどのようにDXに取り組んでいくのか、そしてゼロからDXに取り組む場合、どのように始めるべきか。それぞれ日本企業には悩ましい課題である。

 実際にそうした悩みを乗り越えつつ、DXの取り組みを進めているイーデザイン損保は、東京海上グループのネット系自動車損害保険会社だ。桑原氏は「設立10周年を迎え、業績は一貫して向上してますが、母体である東京海上日動と比べると売上規模はその1/30とまだまだ小さいといえます。ネット販売が当たり前になってきた現在、次の10年に向けて新たな『ネット損保』の価値を創出するべく、事業をデザインし直すことを考えている」と語る。

桑原 茂雄イーデザイン損害保険株式会社 取締役社長 桑原 茂雄氏

 イーデザイン損保のDXにおけるパートナーであるTigerspikeは、世界10箇所に拠点を持ち、45カ国出身のスタッフが在籍するというグローバルな視点から、顧客の体験接点に重点を定め、「人に寄り添うデジタル・プロダクトを創る会社」として事業を展開してきた。2015年の秋からイーデザイン損保と接点を持ち、東京海上日動時代を含めて通算で4年間、DX推進の支援をしているという。

根岸 慶Tigerspike株式会社 代表執行役員 根岸 慶氏

会員登録無料すると、続きをお読みいただけます

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

次のページ
顧客体験を起点にDXを捉え、実現のための技術を考える

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
Biz/Zineセミナーレポート連載記事一覧

もっと読む

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング